ポスティングの雇用形態とは?時給制のところはある?

ポスティング雇用

「ポスティングのアルバイトやっています」という人をたまに見ますが、ポスティングの雇用形態って本当にアルバイトなのでしょうか?

雇用形態にあまり関心を持たない人もいますが、一応就業前に確かめておいた方がいいかもしれませんよ。

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ポスティングは業務委託が基本、時給制は?

ポスティング雇用

ほとんどの神奈川県にあるポスティング会社では、配布者をアルバイトではなく業務委託契約で勤務させています。

業務委託の場合給料は出来高制。投函した配布物の枚数でその月の収入が左右されます。報酬は配布物1枚につきいくらという形で決まります。

マンションなど集合住宅に配る場合は1枚1~3円、一軒家に配る場合は1枚5~10円、と一軒家でのポスティングの方がやや高めにもらえる傾向があります。配布エリアの住宅の密集率によりますが、時給換算で600~700円ぐらいです。

中にはアルバイトとして雇われ、1000円前後の時給をもらって働けるポスティング会社もあります。しかし、そういった会社でも時給で働ける期間はあらかじめ決められており、その期間を終えれば業務委託となるのが一般的です。

業務委託とアルバイトはどう違う?

ポスティングの仕事はちょっとした時間でもできるためか「アルバイト」と言い表す人が多いです。

実際多くのケースで業務委託で仕事を頼まれるのですが、アルバイトと大きく違うのは会社に所属しないという点。いわば個人事業主というところですね。

細かい違いをあげると、アルバイトは仕事中や通勤中にケガをしたら労災認定が出されますが、業務委託で働いているとそういった保証がないのです。
また自宅から離れたエリアでポスティングする場合、業務委託だと電車やバスの交通費がもらえないというデメリットもあります。

一方で、会社と雇用関係にないことで「今週はこれだけ働く」というふうに自分の裁量で働ける傾向があるのも業務委託の特徴です。ポスティングの仕事を始める方はこうした点を把握し、自分に合っているかどうか判断しましょう。

確定申告が必要なケースも

業務委託で働く場合、確定申告が必要になる場合があります。ポスティングの仕事自体「運動不足解消に」「空き時間を活用したい」といったように気軽に始める人が多いです。

そのため確定申告が必要になるほど稼ぐ人はあまりいないのですが、中にはガッツリ稼ぐ人もいるのでお伝えしておきます。

ポスティングの仕事だけをしていて、年間所得が38万円以上になる場合は確定申告が必要となってきます。会社勤めをしながら空き時間でポスティングをしている人なら、ポスティングだけの年間所得が20万円以上なら確定申告をした方がいいでしょう。

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