ポスティングの配布者の多くが恐れるであろう住民からのクレーム。
チラシを配るのが仕事なのに、そこで怒られては配布者としてはツラいですよね。
しかし神奈川県でポスティングをする上でも、不特定多数のお家のポストにチラシを投函している以上、クレームは避けられないのが現実です。

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クレームの出るところは決まっている?
配布者がポスティング中に受けるクレームにはこのような傾向があるようです。
集合住宅
クレームを受ける頻度の高いのは一軒家よりマンションやアパートといった集合住宅です。
住民の方が「ウチのポストにチラシ入れないで!」と言ってくることもあれば、管理人さんが出てきて投函を止めようとすることもあります。
住民に時間的猶予がある
例えば高齢者。
仕事をリタイアして自宅で過ごす時間が多くなったぶん、ポスティングに気付きやすくなり、クレームにつながる恐れがあります。
また一軒家でお庭のあるお家ですと、植木のお手入れで住民がお庭にいる時に鉢合わせしてしまうケースも。
これらはあくまで傾向ということで受け止めてください。中にはクレームを付けない方もいますし、住民が優しい方だと「ありがとう」とお礼を言われるケースもあります。
投函後にクレームが出ることも
ポスティングする瞬間にクレームが出ることもあれば、投函後に時間がたってからクレームがつく場合もあります。
その原因はポスティングのやり方にあります。
ポスティング拒否しているのに投函された
よくポストに「チラシお断り」というプレートを貼ってあるお家がありますね。
そういったお家にポスティングしてしまうと後々クレームとなるので、投函時は避けるのが無難でしょう。
チラシがクシャクシャ
無造作にチラシを投函してしまうと、クシャクシャになった状態で住民の手にわたることに。クシャクシャのチラシは見た目も悪いです。
雨でチラシが濡れていた
チラシが濡れた状態でポストに入っているとクレームにつながることがあります。
雨の日にポスティングをする場合、チラシは取り出したらすばやく投函するよう心がけましょう。
サッシなどに挟まれていた
ポストがない、ポストがいっぱいという理由でドアのサッシにチラシを挟んでいく配布者がいるようです。時には車のワイパーに挟む人も。
チラシがしわくちゃだったり濡れていたりすると、受け取った方は見る気をなくします。
そうなると広告主の集客率にも響いてきます。ポスティングは一見シンプルな仕事ですが、クレーム要因を見ていくと丁寧さが求められることがわかりますね。
ポスティング会社がクレーム対処
投函先の住民からのクレームはポスティング会社に届きます。
まず住民が広告主にクレームの電話を入れ、それが広告主を経由してポスティング会社に届くのです。
ポスティング会社にもクレーム対処のマニュアルがあるため、クレームを受けてそのままということはありません。
その後の措置としてはポスティング会社が住民への謝罪やチラシの回収、配布者への指導をするのが一般的です。配布者のモラルの低さにともなう大きな問題が発覚した場合、配布者が解雇されるケースもあります。