あなたのポスティングに対する意識と力量を測る Q&Aクイズ

皆さん、日々ポスティング業務に励んでいらっしゃいますか?
神奈川県でポスティングを始めて日が浅い方も、長年就かれている方も、何らかの目的でポスティングという仕事を選び、目標に向かって邁進していることと思います。

ところが、ポスティングに慣れれば慣れるほど、気の緩みから些細なミスを繰り返したり、時には重大なトラブルに遭遇したりと好ましくない確率が上がります。

そこで経験者も初心者も関係なく、ポスティングという仕事について

  • どれほど本質を理解しているのか
  • どれだけ心構えができているのか
  • プロとしてどの程度力量を身につけているのか

について、普段の自分の意識や行動から一度見直す機会があってもいいのではと思いました。

Contents

こんな時、あなたならどうする?~準備・報告の仕方で分かるあなたのポスティングに対する意識と姿勢

まずは解答しやすいQ&Aのクイズ形式で、ポスティングの現場でよくあるケーススタディを6問出題してみました。解答は3パターン、それぞれに×△○がついていますが、素直な気持ちになって解答してみてください。

とはいえ結果を深刻に受け止めるのではなく、日ごろのポスティングに対するあなたの姿勢や考え方を振り返り、襟を正す機会にしていただければ幸いです。

ケーススタディ1:ポスティングに必要なツールを家や事務所に忘れた!

『あなたはこれからポスティングの現場に向かおうとしています。
でも、業務上必要なツール(携帯電話や筆記ペンなど)をうっかり、自宅や雇用先の事務所に忘れてしまいました。あなたならどうしますか?』

A①回り慣れたエリアだが、不測の事態に備えて(家や事務所に)忘れ物を取りに引き返した
A②既に現地に向かっているので取りに戻るのは面倒くさい、必要な時にまた考える
A③ポスティングで何度も回ったエリアだからなくても大丈夫だと思い、そのまま現地に向かった

解説

これは職務に対する忠実度と安全に対する意識を問うクイズです。

① ○
当然の対処と言えば確かにそうなのですが・・・いくらポスティングに習熟しているとはいえ、気の緩みは禁物です。ポスティング業界に限らず、プロであればあるほど最低限のルールを守るのではないでしょうか?

② △
1枚当たりいくら、1時間当たりいくらの成果反映型のポスティングにおいて、行き当たりばったりは大いに問題アリ。忘れ物が分かった時点で取りに戻れば、無駄な時間と労力が省けます。ポスティングは時間との勝負ですから、ささいなミスを起こしてペース配分を乱さないよう、常に確実さを心掛けましょう。

③ ×
もし業務上必須のツールであれば、不携帯で業務的に支障をきたす可能性がありますので、直ちに戻りましょう。

ケーススタディ2:ポスティングに使用する自転車やバイクの調子がどことなくおかしい・・・

『朝方に普段ポスティングに使用する自転車やバイクに乗ってみた所、タイヤの空気圧が著しく減っていることに気づきました。ブレーキもどことなく利きが悪い様子です。あなたならどう対処しますか?』

A①出たとこまかせでポスティング業務に参加した
A②ポスティングに参加できないと思い、大事を取ってそのまま休んだ
A③業務開始時間が若干遅くなるが、修理もしくは代車をレンタルしてポスティングに参加した

解説

これは日ごろの危機管理に関しての意識を問うクイズです。

① ×
乗り物のタイヤやブレーキは搭乗者の生命にかかわる主要な部分です。出たとこまかせで不測の事態に陥ったらどうするのでしょうか?

② △
一見すれば適切かと思われますが配布計画上、ポスティングの依頼主である広告主や雇用主であるポスティング業者が迷惑を被りませんか?代わりの投函員やスケジュールの調整が効けば問題ありませんが、1個人の勝手な都合で急に休むことは極力避けたい所です。

③ ○
一番無難で適切な対応ですが、もし広告主の依頼が「午前中までの投函完了」であった場合、ケースによってはこのニーズに沿えない可能性が出てきます。人間同様、乗り物の不具合には必ず何らかの前兆がありますので、日ごろの維持管理が大事なのは言うまでもありません。

ケーススタディ3:今日はいつもよりもポスティングでイレギュラーが多い

『今日は雇用主から新たに配布マップを支給されてポスティング活動に入りました。ところが、多くの物件で投函を禁止されたり、地図上に指定された物件が存在しなかったりなど、現場で予期せぬイレギュラーが多数発生しました。こういった附帯情報は広告主や雇用主であるポスティング業者に報告しなければいけませんが、報告はどういった形で行いますか?』

A① 頭の中に情報を叩き込んでおいてそのまま報告する
A② 支給されたマップやメモ帳に道路状況や物件情報などを書きなぐって記録し、上司や雇用主にそのまま提出する
A③ ②を分かりやすいように整理して提出する

解説

これは報・連・相にまつわる情報の共有化と能力の差別化に関するクイズです。

① ×
人間は物忘れすることだってありますよね?肝心な情報が組織に伝わらないと、後々問題になるかもしれませんよ?

② △
ド忘れを防ぐために情報をメモに取ったりするのはよくある話ですよね。当たり前のことですが、意外とできない人が多いのも事実。ただ、書きなぐったものをそのまま提出するのは、読む相手の立場からすればどうかと思いますが・・・。

③ ○
②よりもっと優れた報告の仕方ではないでしょうか?
組織内で情報の共有化が図りやすいだけでなく、几帳面な報告はきっと他の配布員との差別化につながってあなたの評価も上がることでしょう。

こんな時、あなたならどうする?~現場での対応で分かる、あなたのポスティングの力量

ポスティングの経歴が長い方ほど就業意欲は高い傾向にありますが、必ずしも経歴の長い方が優れた投函員であるとは限りません。ここでは現場での対応から、あなたが有するポスティングの力量を測っていきたいと思います。

ケーススタディ4:業務終了後、全く投函していない物件に気づいてしまった・・・!

『今日も無事、全物件へのポスティングが完了した・・・と思いきや、未投函の物件が何軒かあることに気づいてしまいました。さて、あなたの取る行動は・・・?』

A① 仕方ないので無視する
A② 時間が許されるのであれば、後で投函に行く
A③ 投函漏れがないよう、マップを確認してチェックを入れる

解説

これはプロとしての責任感の度合いを測るクイズです。

① ×
無責任な対応は広告主や依頼主に多大な迷惑をかけてしまいかねません。
② △
責任感という面で好ましい対応ですが、二度手間をしないよう確実に投函していきましょう。
③ ○
ポスティングの基本に忠実で、与えられた仕事は最後までやり遂げるという意欲と意思、責任感の顕れではないでしょうか?
投函員であれば、ぜひ続けてほしい心構えです。

ケーススタディ5:投函中、家主・管理人に怒られた!あなたの取るべき行動は?

『管理人や家主の所在が不明な物件でポスティングをしていたら、急に目の前に現れて叱責されてしまいました。反射的にあなたの取った行動は・・・?』

A① 無視してそのまま投函を続ける
A② ひたすら平謝りしてすぐに立ち去る
A③ 投函前に家主や管理人に許可を求める

解説

これは社会常識の有無を対人面から問うクイズです。

① ×
住居侵入罪で警察に通報されかねません。
また現代社会ではネットで人の噂は瞬く間に拡がり、風評被害で広告主や依頼主が社会的信用を損ねるだけでなく、経済的損失を被る可能性は否定できません。
② △
当然の対応ですが、不法侵入に対する謝罪は必ずしておきましょう。
個人の力量にもよりますが、公序良俗に反しない健全なチラシであれば、投函の趣旨を説明して許可を得る努力をしてみるのも「デキる」投函員の第一歩です。
③ ○
そつのない、常識ある社会人として適切な対応です。

ケーススタディ6:まちがって投函禁止物件やポストにチラシを入れてしまった!

『まちがって投函禁止を謳う個人のポストにチラシを入れてしまった・・・!!
どうしよう・・・?!』

A①なんとしてもポストから取り出そうと努力する
A②入れてしまったものは仕方ないので上司や依頼主に一応報告する
A③ポストの住人に誤配を伝え、謝罪して回収する

解説

これはミスを犯した場合の対処能力を問うクイズです。

① ×
ポストの破損は器物損壊に当たるので絶対にしないようにしましょう
② △
誤配はポスティングにおいて最大のミスの1つ。広告主や雇用主のポスティング業者で、報告の決まりを定めている場合は必要事項ですが、投函員としての信頼も失いますので二度としないよう心がけましょう。
③ ○
社会人であれば、自分のしたことに責任を持つのは当然のことですよね。
ましてやプロであれば、絶対に誤配をしないのではないでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか?
思わず考えさせられた方、カチンときた方、色々いらっしゃったかもしれません。
長い人生の中で自分を時折振り返るのは決して無駄ではありません。
縁あってポスティングに携わっているのですから初心を忘れず、いつまでも新鮮な気持ちで頑張っていきたいものですね。

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